走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

自立の鬼とか

・母子と報道 大阪二児放置死事件について

 同エントリより以下引用する。

「母親を責めるな」という意見に対し、「だが母親が殺したんだ、殺人じゃないか」と思うのはその人の自由です。「でも子育てしてる辛さは相当なものだ、援助が必要だ」という意見に「勝手に産んだくせに厚かましい、親が責任を持つのが当然だ」というのも至極まっとうな正論だと私は思います。でも「だから」子どもたちは死んだんじゃないでしょうか。親が最後の最後まで子育てを諦めず、自分だけで育てようとあがき、自分の裁量ではもはや責任が取れないからと判断したからこそ殺したんです

 この件に限らず、外部に頼る事を恥とする考えに苦しめられている人は少なからずいるのではなかろうか?私も長いこと逆境から助かるために行政に頼る事を我慢していたし。そう言うのを、パオロ・マッツァリーノ言うところの「自立の鬼」と呼んでもいいと思う私。

 社会が子育てを助けるための諸制度はいろいろあるのだから、自民党の言うような家庭だけで子育てと言うのはとっくに瓦解しているように思うが、社会の見えざる圧力と言うものはまだまだ根深いなぁ。

 この記事を読んで思い出した話とか書きたかったが、長々とした自分語りはウザくなるので割愛。