走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

対象年齢15歳以上

 むかし、こち亀で妙にさめたガキ*1が、「ブリキのおもちゃは、大人が懐かしがって買ってるんじゃないですか?」と言った事があったけど、今の対象年齢15歳以上と銘打たれているロボット玩具やプラモは、前述の「ブリキのおもちゃ」に該当しているんじゃないかと思った。むかしのキャラのリメイク多いし。たとえばグッスマのモデロイドシリーズなんか、出来は良さげなんだが、シンカリオン以外懐かしの作品やそのオマージュばかりだし。マジンカイザーのバリエーションとか面白いと思うんだが、冷静に考えたらマジンカイザーも22年前にスパロボでデビューしたから、若い連中や子どもにしてみれば、かなり古いロボットなんだよねー。

 なんでこんな話をしているかと言うと、こないだメイドカフェメイドさんと特撮話をしていたら、「昭和の作品には手が回らなくて、平成の作品ばかり見ている」と言われ、それ以来オレはすっかり年を取り、懐古厨になってるんじゃないかと思い知ったからだ。それでちょっと寂しくなっていたところに広島市内のボークスイエローサブマリンでロボット玩具やプラモを見ていたら、最初に述べたこち亀の台詞を思い出してねー。イエローサブマリンの方では大量のガンプラを見たガキが、「ガンプラに興味がなくて、ほんとよかった」とか言っていたし。金が続かないからと、そんな事を言ったのかも知れんが……。

 ところで、今月はスーパーミニプラのグリッドマンが届くため、それの支払いをしなけりゃならんと思いボークスイエローサブマリンで買い物すまいと思っていたが、メカコレの2202版宇宙戦艦ヤマトと、ピンセット二種類をイエローサブマリンで買っちゃったよ。千円にも満たない買い物だったが、それ以前にらしんばんとらのあなで同人誌買ったもので。散財しすぎ! おまけに、ノーパソのACアダプタが断線してしまって、買い換えなきゃならなくなったし。イエローサブマリンで、前述の品物より大きな買い物してなくてよかった……。していたら、大事になっていた。

 ACアダプタと言えば、ググってACアダプタの相場を見ると、今月もAmazonトレース台を買うのはあきらめねばならんな。だいたい両方、同じくらいだったし。サ、ザーン、クロース。サ、ザーンクロース。美しい星~。……失礼しました、取り乱しました。いくら金が入ったとは言え、無限にあるでないから、使い方は考えねばならないのに、あまりにも無計画すぎた! 畜生! つーか、無理して物欲を抑えていたら、金が入った時タガが外れたのよ。怖いねえ……。

*1:電極家の+の方ではない、80年代の話だ。

馬鹿ですねえ

 もし、このツイートで言及されている「すき家マクドナルドが貧困対策になっている」と言う話のとおりだったら、低所得層向けの店だった戦前の牛めし屋だって貧困対策になってしまう。そんなわきゃーない、馬鹿ですねえ。いや、「じこぼう」さんじゃなくて、彼が言及したツイ主が。

 ところで、人間は生存するには尊厳を保たなければならない。果たして、生活保護の総現物支給化は、その尊厳を守ってくれるだろうか? 残念ながら、オレは否だと思う。そもそも、受給者に年金などの収入がある場合にはどうすんのよ? 以前ツイッターで人とこの辺でやりあったが、「特例を設けろ」みたいな事ばかり言ってたな、そいつ。日本の役人が、そんなに柔軟に判断するか? あと、やりあった相手と別に生活保護の現物支給化を言う奴が、「物資を渡す時、受給者に君が代を歌わせろ」とまで言ったとか。軍隊で古参兵が、新兵に無理矢理歌わせる猥歌みたいな扱いである。そんな事言う奴に何故右翼は怒らない!? ハナっから反対する左翼より、君が代をおとしめてるんじゃないのか? とオレは思うんだが。

 貧困対策を軽々しく考えている奴らが多すぎて、怒りが追い付かん。もう少し踏み込んだ話もしたかったが、今回はこれにて。

人が自分の身体から出る時代

 かつて三島由紀夫が、「心霊学で言うエクトプラズマ(エクトプラズム)のように身体から外に出る事が出来なければ、人間は百万年経っても今のままだ」と言ってたが、人が自分の身体から外に出る時代は近付いているかも知れない。いえね、コンピュータに自分の記憶などを移植出来る時代が現実のものになりそうだと、また言われ出したのを思い出して。この話も男性による妊娠・出産同様、言われては消え言われては消えしているけど、今度は現実味をおびて来たような。

 コンピュータへの記憶などの移植が、三島の言う「身体から外に出る」事に近いのではないかと思ったのだが、コンピュータに移植された記憶などは、あくまで自分の精神のコピペであって自分自身ではない気もしている。そういやオレ、自分のマンガでロボットに人間の精神をコピペするくだりを描いた事があった。それ以前に『攻殻機動隊』の方が、よりリアルな形で描いており、オレのマンガの場合は、もうちょっとファンタジーと言うか『ドラえもん』的な「すこしふしぎ」っぽいあれなんだけど。しかし三島の言ってた事と、精神のコピペが出来るようになった時どうなるかをからめて考えるのは、思考実験としてありだな。もう少し考えて、そこに注目したマンガでも描こうかしら。しかしなー、あれも描きたいこれも描きたいと思いながら、全然描けてないからなあ。どうしたものか。

やっぱぴ~!

 ふざけた題名だが、ちと深刻な話をせねばならんのだ。だからちょっとふざけちまった……。

 ネットが分断されているような気配はしていたが、ここまでとは。あ~、やっぱり。考えてみれば今までの歴史を思うに、為政者がネットを自由な空間のままにしておくわけはなかった! 戦時中の日本で、民間人によるラジオの短波放送の受信を禁じた*1り、スターリン政権下だったかのソ連で、海外の切手を収集している者を警戒したり……。この前例を考えれば、当然の帰結と言えよう。しかし、GAFAがなんて言うかねー。

 理論上世界中と繋がっていたネットが、ローカルなものになるのは寂しい。pixivで海外の者に絵を見てもらっていた身としては、なおさらだ。ネットが分断されているような気配については下記の記事にも少し書いたが。

a-katu.hatenablog.com

 ネットを規制しながらも上手くやっているように見える*2中国の話や、サウジアラビアツイッター社に圧力をかけて政府に批判的な者のアカウントを監視しているとか聞いて、ネットが自由な空間である事を各国の為政者は望んではいない気がしたが、まさかここまでとは……。反対に世界の……特に日本の民衆は、抗議する術も意識も失ったような。どうなるんかなあ、これから。

*1:確か海外の放送も受信出来た故。

*2:あくまで見えるだけですよ、内実は知らない。

詭弁とギャグ

 ACアダプタが壊れて、パソコンが使えなくなったり、スーパー戦隊バトルの1話目の録画を忘れてたり。小さな不幸が続いたので、アホな話をする。

 あさりよしとおが描いたオナニーを扱ったマンガ『ひとりエッチ』に、性欲はスポーツで発散せよと言う意見への反論として、「ここに腹の減った人がいます」「食欲をスポーツで発散させてみましょう」「死にました」と言う話から、三大欲求は適宜叶えるべしとなるくだりがある。よく考えるとこれって、「もっともらしい話」ではあるけど、「もっともな話」ではないな。もっともらしく聞こえる詭弁をギャグにしたっつーか。あさりよしとおの別の作品『HAL』でも、インフレーション宇宙を説明するのに、もっともらしいけど科学が分かっていたら詭弁だと分かるギャグを使っていたし。

 そういやオレがよく引用する上岡龍太郎も、もっともらしく聞こえるが実は詭弁ではないかと言う話をするな。「病院に行くと死ぬ」とか。「かしこ」(関西弁で頭のいい者を指す)は、詭弁をギャグにするのが上手いのかも知れない。オレがひねくれて解釈しただけな気もして来たが、気にすまい。

お亡くなりに……

 ノーパソのACアダプタが、断線してお亡くなりに……。明日にでも、代替品を買いに行かねば。10年前のノーパソのACアダプタなどあるかどうか分からんが、ないとこれ以上パソコンを使えない。まさかこんな危機が訪れようとは……。マー、あれば毎度ながらの杞憂になるのだが。今日は精神的に参ったので、明日にしよう……。トホホ。

夢見る機械

 世の中がこのまま行けば分断と統制が進み、諸星大二郎の『夢見る機械』に代表されるような、個人個人の生命維持と与えられた自己満足を供給される一人用のシェルターかなんかに入って暮らさなければならないかも知れない。それは究極のディストピアではなかろうか? 今のオレはむかしほど未来も人間も信じちゃいないから、どうしても極端な予想になっちまう。マー、以前から今は亡き惟任さんに、「そんなSFを書くならまだしも」と言われる程の極端な未来予想をしてしまってたが。少し脱線するが、惟任さんにあんなこと言われた時「オレはSFの話ではなく、現実の話をしてるんだ」と言い返せなかったのが悔やまれる。脱線終わり。

 冒頭の予測は『夢見る機械』を知らなければ意味が通じにくいし、ある程度肉付けしてディストピアSFに出来ん事もないが、諸星大二郎みたいに上手いこと描く(あるいは書く)自信はない。だいたい、そんなSFを描いたところでオレのフトコロは潤わないし、世の中で起きている分断や統制が止まるわけでもないし。反対に、分断や統制を止められるほどの力を持った物語を作れるなら、余生の全てを注ぎ込んで作ってやるが……。

 現実および現在の分断や統制についてだが、現在のインターネットの利点である「理論上は全世界に繋がる」と言う点を、どこの国の為政者もいやがっている気がしてなあ。前にも言ったけど、それが世界中のネットに壁を張り巡らす事になりかねんし。対抗しようにも、日本の言論も巧妙に統制されているみたいな感じが、日々強まっているし。例えば、ダウンロード違法化と言う形での著作権法改正に反対する声が出て来たら、「心配はない」と誰かが言い出して、反対の声に水がさされたし。それでも動いていたり、警戒したりしている人はいるが、なあ。この件の動きを見るに、オレがかつて児ポ法の改正に創作物規制を盛り込ませまいと立ち上がった頃とは、何もかも違う気がした。あの頃は巧妙にフェイクニュースで、話をかき回す奴はいなかった*1しなあ。いや、オレらの気付かないところで、陰謀が張り巡らされていたのかも知れないが。陰謀とはそう言うものだ。

 ネットで自分たちの手口をつまびらかにするバカもいまいから、前述のダウンロード違法化への対策は、水面下でいろいろ動いている人がいると思いたい。ツイッターでごちゃごちゃ言っていても、日本全体の人口からすると、微々たる数にしかならんのだし。……実はオレはそんな夢を、「夢見る機械」の中で見せられているのかも知れない。……自分で書いて、怖くなって来たわ。くわばらくわばら、つるかめつるかめ。

*1:これはダウンロード違法化とは別の、一般論である。

こんな事ばかり思い出すと、辛いが

 22年前、勤め先で殺されかかっても、家族に相談する事は出来なかった。理由はさんざん書いたと思うので、割愛する。当時は家族が怖くて、「もう、二度と働きたくない!」と、泣き言も言えんかった。家族や勤め先の偏見のせいで、精神科に行く事も出来んかったし。こんな話ばかりしたくはないし、いくら書いても理解はされなかろう。しかし書くだけでも書かせてくれ、何も言わないでいると余計に苦しい。

 それにしても、腹立つなあ。いわゆる「自己責任」がどうたらこうたら言われる前から、「見下せて、抵抗して来ない相手」をなぶりものにする奴らはいたんだからな。あの頃誰にもどうすればいいか相談出来ずストレスは溜まる*1し、何より自分の生き方を見誤った。あの頃の事を思い出すと、辛い。辛いが、当時の楽しい事を思い出すのも辛くて。何をやっても上手くいかない時期だったので、楽しい事もいろいろ辛い事に紐付けされてしまったし。今みたいにネットで愚痴って、少しでもすっきりするなんて出来ない上に、あの頃いろいろあってゲーマー仲間やオタク仲間と接する機会も減ったし、絵を描くのもあまりやってなかったし。今にして思えば、うつみたいな症状は当時より少し前から出ていたが、前述のように精神科を受診出来なかった。たぶん絵が描けなかったのは、うつ症状もあったんだろう。

 ……相変わらず文章の繋がりもおかしい上に、言えば言うほどドン引きされるかも知れん話だ。しかし書かんと、ますます気持ちがささくれる。

 あと、他にも勤め先以外の事で腹立つ事思い出したが、それは別の機会に。

*1:ひとり相談出来そうな相手はいたが、勤め先で受けた話をしても、「あなたの話だけでは、判断出来ない」と言われた。

ああ、もうねえ……

 ヤハリ今のオレには、世の中の理不尽や嫌いなもの(者でも物でも)に切り結ぶ力はないのかも知れない。それ以前に、異見に耐えられない。


 上記ふたつのツイートの上の方にある、「多様な批判に応答し続けたせいでおかしくなった人」がオレだ。直接言われたわけじゃないが、ツイッターに流れるさまざまな異見(意見ではない)に振り回されてしまい、消耗したっつーか。ヤハリ相容れない異見はシカトしていりゃよかった、それが出来なかったばっかりに。「どこかに、相互理解が出来る相手がいる」と思っていたオレが甘かったのか……。

 それと、無理に「相互理解」を追求しないと言う点に関してだが、オレも理解者を求めるあまり暗い過去をあれこれ書きすぎたかも知れない。オレの暗い過去を言えば言うほど、みんなドン引きしたかも知れないし。結局人は分かりあえないまま、その場その時の利害や打算で繋がるしかないのかも。悲しい話だが……。オレもこんな事は言いたくない、しかしオレが経験した事や失敗から考えると、こんな悲しい話に。あるいは、ネットにより人が扱える情報の量が激増して、みんなあっぷあっぷになっているとか。だからいろいろ、衝突が顕在化してばっかりだったりして……。これは前述の、「さまざまな異見に振り回されてしまい、消耗した」と言う言葉にも繋がって来るんだけど。

 いくらオレが何を言っても、最初に述べた通り世の中の理不尽や嫌いな者や物に切り結ぶ力がない上に、言う事がバズったりもしないから、オレのストレス解消以外にほとんど効能はない。しかし、何も言わないでストレス抱えているのはもっと辛い。またしばらく、こんな調子だろう。

不安などが強くなっちまって困る

 この記事を書く少し前から、不安などが強くなっちまって困る。客観的な状況への不安、自己嫌悪、他人への恐怖……。そう言ったものがオレをさいなむ、苦しくて苦しくて……。こんな記事を書かずに、さっさと寝た方がいいんじゃないのかと言う気もして来たが、今は寝るに寝られない。それぐらい不安がある。全てを捨てて、死のうかしら……。いや待て。前にも書いたが、なんでオレが死ななきゃならんのよ。辛いからって、死ぬわけにはいかん。まだ、やり残した事もあるしな……。グリッドマンのスーパーミニプラの受け取りとか、いろいろ。

 しかしなー、不安にさいなまれながら生きるのは辛い。あいつとかあいつとかあいつは、こんな心配なしに、のうのうと生きてるんだろうねー。腹が立って来たな、そう思うと。腹が立つけど、気に入らない奴でも手出しは出来ない! 忍耐するしかないが、それも限界か……。これ以上は不愉快どころか、スマホの変換予測にも残しておきたくないくらい腹が立っている話なので書かないけど。ヤハリそんな腹立たしい話より、楽しい話を書きたい。他の者にとって、楽しいかは分からないけど。